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2008年06月23日

パース考2

 最近では判りやすいように図面を更に簡略化して平面図を描くタイプのものが増えてきました。

もはや図面ではなく平面イラストパースという範疇かも知れません。
生活空間が想像できるようなモノがチラシなどの場合有効ではないのかな?とか思います。








 そして厄介なのが、イメージ写真の存在です。
リフォーム等のプレゼン資料の中によく使われますよね?

 大抵が、「イメージ」写真であって、そこに同様の「部材」が使われているとか、同様の「什器」が使われている・・・・・とかですが、そのものがある空間は広さも壁や床の色なども実際の空間と違うわけです。

 つまりリフォームする部屋に同じものを置いて撮られた写真ではない。
これは理解できると思います。


 そして、当たり前ですが「イメージ」写真は綺麗に撮られているものが多いです。

 モデルルームやその写真を撮る為に用意された小物類と一緒に、プロの撮影スタッフがロケをしたりして撮影していると思われます。
水平器を使ったり露光器を使ったりして、それはもう最新の注意を払って最高の写真を撮るでしょう。
仕事ですから。
手は抜かないと思います。
(プレゼンに使われている写真はそうやって撮られたカタログからのカラーコピーでしょうから色は悪いですけど)

 その写真イメージ内の空間は、今から出来るであろう空間とどれ位の開きがあるのでしょうか?
海外で撮られた素敵な写真なのでしょうか?


例えば、キッチンのリフォーム写真。
素敵な「システムキッチン」が、素敵な「輸入物の部材をふんだんに使用したキッチン」のイメージ写真があったとしましょう。

リフォームするキッチンの広さは、写真の空間とかけ離れてはいませんか?


 よく聞く事ですが、リフォーム時の決定権はその家の旦那様ではなく奥様が握られている事が多いと言われます。

奥様はその写真を見て、カタログを見て、「素敵!」と思われるでしょう。


 しかし、「リフォームする自分の家」にこの大きさのキッチンが来て、果たして合っているのか?


・・・・・・少なくとも完全な理解はできてはいないようです。

 リフォーム終了後に、この写真に写っていたのはオプションだったとか、部屋の間取りとそぐわないといった事に気が付くようです。
勿論、契約時に真剣に話を聞いていると思いますが、写真の方にイメージを強く引っ張られる傾向がある為、混乱するのだと思います。

 やはりリフォーム予定の部屋・キッチンに同様の部材を置いて撮影された写真ではないから・・・・。

こういったことが後のトラブルに発展する・・・・といったことも珍しくはないのでは?


 これではプレゼンすればするほど、実は逆効果だったのでは?
という事態に陥りかねません。



勿論そういったプレゼンを否定するわけではありません。
これでお仕事している方もいらっしゃいます。

 でも仕事的には契約が取れればそれでOKなのでしょうけど、完成した暁にはそこで生活する人が居るわけです。
勿論プランナーの方だって、プランを考える際に不便がないようにと色々考えると思いますが、キチンと伝わっているか?という確認は最後まで怠らないに越した事はありませんから。


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Posted by 自由企画工房 at 10:30│Comments(0)パース考
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