2008年09月16日
「リフォーム」から「リノベーション」へ パースの必要性
最近は建築・不動産関係が大きく不振となっておりますが、その中で注目されつつあるのが「リフォーム」業界です。
そして更にそのリフォームを大きく押し進めて「リノベーション」というものもあります。
「リフォーム」と「リノベーション」の違いを簡単に言うと、 一般的には「家族が増えたから、もう1つ部屋を作る」「内装が汚れてきたからキレイにする」など、住まい（ハード）に関する問題や弊害を一掃することを目的に増改築・模様替えなどの工事を施すことを「リフォーム」と呼ぶ。
それに対して、既存の住宅や中古物件に新たな価値を与えて、そこに住む人のライフスタイル（ソフト）まで考えた住空間を提供することを「リノベーション」と呼んでいます。
言い換えれば、「時代の変化やライフスタイルに合わせ、大規模な全面リフォームにより中古物件を再生すること」
間取りや水回りの変更などを含む大規模な改修工事を施したり、時代や居住者のライフスタイルに合わなくなった物件を初期性能以上に価値を向上させるのがリノベーション。
うまくすると資産価値まで高まる可能性があります。
新築する際に確認申請が降りにくくなって来た事も含めて、工期の大幅な遅延、そして原油高高騰による資材の高騰が後押しして、重要な建築物などの着工が遅れるなどして、そこに働く従業員達の生活にも多大な影響を及ぼしています。
建築基準法改正が及ぼす悪影響が深刻化する中、「百年に一度の詐欺事件」とも揶揄されるアメリカのサブプライムローン問題の深刻な被害が飛び火し、金融機関の貸し渋りや貸しはがしなどにつながり、大手不動産や建設会社の倒産等の負の連鎖を引き起こすのですが、ここ数年確かに不動産・建設業に小さなバブルが起きていたというのも大きく影響しているでしょう。
外資系からの融資を元手に開発というのも出て来ていました。
沖縄県内でも大規模ホテル計画が進行している途中です。
建築中に頓挫した物件も出て来た様です。
業界の事件がニュースになる迄にかなりの温度差がありますが、確実に深刻な問題となって一般の生活者にものしかかって来るでしょう。
本日のアメリカ“リーマン”の破綻による影響も出て来るはずです。
昨年迄大規模開発に乗り出していた企業が、つい最近破綻というのもチラホラ聞こえて来ます。
空恐ろしい事態が進行している様です。
特にここ沖縄県では過去に類を見ない程の悪影響が出ています。
住宅ですらコンクリート造というのが当たり前の地域ですので、木造文化が浸透していない分のハンデはあるでしょうが、そもそもコンクリート造になっていった経緯もあるわけです。
それが台風による被害だったのですが、ここ数年沖縄に台風が直撃する事が少なくなって来た事もあり、本土の大手を始めとして、沖縄に木造住宅を持ち込んで来ている事業所も出て来ています。
もう一度沖縄に台風が来るようになった場合、木造建築の家屋にどれ位の被害が出るのかは未知数ですが、おそらく大した調査もせずに持ち込んでいるはずです。
耐年数も本土と比較して、塩害や日光の強さ、台風対策など考慮しなくてはならない事が数多くあるのですが、検証が出来ているとは思えません。
そして深刻な「空きビル対策」
空いている部屋の床面積を全部足すと、どれ位の面積になるのでしょうか？
想像するのも怖いくらいの面積が無駄な負債としてのしかかっているはずです。
その両方を解決出来るのが「リノベーション」ではないかと思っています。
うまく活用出来れば「地域再生」にも繋がる可能性がある「リノベーション」が、新たなる活力をもたらすのではと期待しています。
その際にパースの技術は必ず必要とされるでしょう。
それまで厳しい業界ではありますが、歯を食いしばって頑張っていきたいと思います。
そして「縁の下の力持ち」として円滑な意思の疎通を手助け出来るツールを提供したいと考えます。
その為に「人間力」を鍛え、「常に最悪を想定し、楽観的に行動する」をモットーに、世の中を静観していきたいと思います。
ちょっと長くて真面目な事を書いてみました。
そして更にそのリフォームを大きく押し進めて「リノベーション」というものもあります。
「リフォーム」と「リノベーション」の違いを簡単に言うと、 一般的には「家族が増えたから、もう1つ部屋を作る」「内装が汚れてきたからキレイにする」など、住まい（ハード）に関する問題や弊害を一掃することを目的に増改築・模様替えなどの工事を施すことを「リフォーム」と呼ぶ。
それに対して、既存の住宅や中古物件に新たな価値を与えて、そこに住む人のライフスタイル（ソフト）まで考えた住空間を提供することを「リノベーション」と呼んでいます。
言い換えれば、「時代の変化やライフスタイルに合わせ、大規模な全面リフォームにより中古物件を再生すること」
間取りや水回りの変更などを含む大規模な改修工事を施したり、時代や居住者のライフスタイルに合わなくなった物件を初期性能以上に価値を向上させるのがリノベーション。
うまくすると資産価値まで高まる可能性があります。
新築する際に確認申請が降りにくくなって来た事も含めて、工期の大幅な遅延、そして原油高高騰による資材の高騰が後押しして、重要な建築物などの着工が遅れるなどして、そこに働く従業員達の生活にも多大な影響を及ぼしています。
建築基準法改正が及ぼす悪影響が深刻化する中、「百年に一度の詐欺事件」とも揶揄されるアメリカのサブプライムローン問題の深刻な被害が飛び火し、金融機関の貸し渋りや貸しはがしなどにつながり、大手不動産や建設会社の倒産等の負の連鎖を引き起こすのですが、ここ数年確かに不動産・建設業に小さなバブルが起きていたというのも大きく影響しているでしょう。
外資系からの融資を元手に開発というのも出て来ていました。
沖縄県内でも大規模ホテル計画が進行している途中です。
建築中に頓挫した物件も出て来た様です。
業界の事件がニュースになる迄にかなりの温度差がありますが、確実に深刻な問題となって一般の生活者にものしかかって来るでしょう。
本日のアメリカ“リーマン”の破綻による影響も出て来るはずです。
昨年迄大規模開発に乗り出していた企業が、つい最近破綻というのもチラホラ聞こえて来ます。
空恐ろしい事態が進行している様です。
特にここ沖縄県では過去に類を見ない程の悪影響が出ています。
住宅ですらコンクリート造というのが当たり前の地域ですので、木造文化が浸透していない分のハンデはあるでしょうが、そもそもコンクリート造になっていった経緯もあるわけです。
それが台風による被害だったのですが、ここ数年沖縄に台風が直撃する事が少なくなって来た事もあり、本土の大手を始めとして、沖縄に木造住宅を持ち込んで来ている事業所も出て来ています。
もう一度沖縄に台風が来るようになった場合、木造建築の家屋にどれ位の被害が出るのかは未知数ですが、おそらく大した調査もせずに持ち込んでいるはずです。
耐年数も本土と比較して、塩害や日光の強さ、台風対策など考慮しなくてはならない事が数多くあるのですが、検証が出来ているとは思えません。
そして深刻な「空きビル対策」
空いている部屋の床面積を全部足すと、どれ位の面積になるのでしょうか？
想像するのも怖いくらいの面積が無駄な負債としてのしかかっているはずです。
その両方を解決出来るのが「リノベーション」ではないかと思っています。
うまく活用出来れば「地域再生」にも繋がる可能性がある「リノベーション」が、新たなる活力をもたらすのではと期待しています。
その際にパースの技術は必ず必要とされるでしょう。
それまで厳しい業界ではありますが、歯を食いしばって頑張っていきたいと思います。
そして「縁の下の力持ち」として円滑な意思の疎通を手助け出来るツールを提供したいと考えます。
その為に「人間力」を鍛え、「常に最悪を想定し、楽観的に行動する」をモットーに、世の中を静観していきたいと思います。
ちょっと長くて真面目な事を書いてみました。
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Posted by 自由企画工房 at 10:29│Comments(0)
│パース考
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